伊吹山(1377m)
梅雨の中休みの晴天。思いついて伊吹山に登ってみました。
伊吹山は滋賀県の最高峰で、日本武尊(ヤマトタケル)伝説の舞台にもなっています。
山の大半が草木と潅木に覆われた特異な山容で、春から秋まで草花が絶えることが
ありません。
自宅出発5時、名神道関ヶ原ICを降り国道365号線を西へ向かい、民間の駐車場へ。
電話予約できるという貴重な情報で「高橋さん」の駐車場(500円)に停めることができました。
(6時すぎ)「高橋さん」は元コンビ二経営でしたが、スキー客が減りコンビ二はたたんだそうです。
愛想のいいご夫婦でまた予約しようと思いました。
近くの三宮神社で朝食をとって、6時半登山開始です。
木馬には乗っていません。念のため・・・
登山口の番犬?
蛇行する木陰の道は1合目を過ぎると陽光にさらされます。
今日も一日がんばるワン!(1合目売店のわんこ)
2合目から5合目までゲレンデ脇を登ります。パラグライダーのフライト基地もあります。
思い残すことがなくなったら挑戦したいと思っています。
山頂は雲がかかっています。
8時半、5合目。青空と草の緑に包まれて休憩。
ここからは岩がごろごろするジグザグの登りです。
避難小屋です。おじゃましまーす・・・嵐のときに身を寄せ合う。
野鳥のさえずりに癒されます。
シモツケソウ(バラ科)↑
この斜めの稜線にはいつも魅了されます。
この地で戦国武将たちが野心を抱いて駆け巡ったのですね。
天下分け目の関ヶ原、感無量です・・・
ここは8合目あたりの休憩スポットでベンチがいくつか用意されていますが、太陽がかなり高くなり日陰を探すのに一苦労。私はベンチでなく、山肌の岩にへばりついて休みました。8人くらい休憩していました。合言葉は「今日は暑っついですね~!」
大自然のアート 湯気が出ているように見えません?
キンポウゲの仲間↓ ↓これが「グンナイフウロ」かな?
ヒメウツギ↑
山頂です。(10時5分)これは観光用です。ヤマトタケルノミコト像。
三角点はひっそりと・・・探しました。
さっきまで明るかったのにもうガスが上がってきました。
山頂には山小屋風の売店が5軒あります。
イブキトラノオ↑
山頂からドライブウェイ駐車場にかけて3コースの遊歩道があり、お花畑になっています。1時間余りでひと回りできます。今回は中央遊歩道から降りて、琵琶湖が見える西遊歩道を上がりました。霞んでいて琵琶湖ははっきり見えませんでした。
澄んだ空気、ひんやりとした風、可憐な草花、本当に癒される空間です。
一日中でもまったりと優雅に過ごせそうです・・・
とっても可愛いんですよ!
ヤマガラシ↑
2時間あまり山頂周辺から遊歩道を散策して12時下山開始。
来た道を下るのですが、下りは足に負担がかかり疲れました。
ウツボグサ(シソの仲間)↑
正午をまわった下山は陽射しがきつく、紫外線との戦いです。これから登ってくる人と100人
くらいすれ違いました。暑くてみんなバテ気味・・・
なんとか14時20分下山。
駐車場の「高橋さん」は、氷の入った冷たいお茶を出してくださいました。感激です。
こんなに疲れたけど実は来週また来ることになっています・・・
「またお世話になりますからね!」
「ほーか、待っとるね。」 お疲れだワン!
次回は「伊吹山お花辞典」(山頂売店で購入)を片手に、さらに時間を費やして
この山と一体化してしまいそうです!
長々と伊吹山にお付き合いいただきありがとうございました。
おなかが空いていることも忘れていました。
養老SAで遅い昼食です。
往路3時間半(わんこと遊んだり、ヘビをつついたり) 帰路2時間20分