続・木曽駒ヶ岳(2956m)~濃ヶ池
7月27日(金)の木曽駒ヶ岳の後半です。
駒ヶ岳山頂でしばらく休んでいると、遠くの山々には厚い雲がかかり始めました。
北アルプス蓮峰も雲で覆われ、御嶽方面、南アルプスも見えません。
地図に書かれた案内によると、片道60分。濃ヶ池は尾根伝いに東方面に進みます。
10:30 ガスに覆われる前に山頂をあとに、濃ヶ池にむかいました。
駒ヶ岳山頂は多くの人がいましたが、私達の行く手には誰もいません。
すれ違った人は4人ほど・・・
「途中まで行ったんだけど、雪渓が見えたから引き返してきました・・・」
というご夫妻。
「途中にサルがいてね。少しにらみ合っていたけど、威嚇されて逃げてきました。
気をつけてくださいね。」
というおじさん。サルは1匹いたそうです。
山の中ではヒトがよそ者ですよね~。
サルには会えませんでしたが、この尾根は延々と続き、陽射しも容赦ない。
分岐点、早く出てこないかなぁ・・・
ミヤマトウキ? ヒメウスユキソウ(日本のエーデルワイス)
あった~分岐点!11:35
濃ヶ池方面に向かいます。尾根から随分と降りてきました。
12:00 濃ヶ池です。
濃ヶ池は中央アルプス唯一の氷河湖で、江戸時代、日照り続きの村人の難儀を救うため、麓に住む娘が山に登り自ら身を池に献じた。にわかに竜に姿を変え天に昇り、雨を降らせたという民話伝説があります。その娘の名が池の名前になったそうです。
池の山側に雪渓がありました。
雪解け水が冷たくて気持ちいい!!
献身的な美しい伝説、神秘的な雰囲気・・・でも、飲みほしたいっ!
ここで、大きなザックを背負ったおじさんに会いました。
「あんた達帰りはロープウェイか。テントが背負えなあかんなっ!!」
おじさんは岐阜県出身らしく、私の実家も岐阜の・・・と話したら急に
フレンドリー(図々しく)になり「じゃあ、あんたは安江さんか。そうだろ。」と言われました。
実家周辺の集落には安江さんが多いんです(笑)
ちなみに私は安江さんではありませんが・・・
帰路はまた駒ヶ岳方面に・・・下ってきたぶんまた登る!!
倒木・・・リンボーダンスでお通りください。
クロユリ コレはなぁに?
雪渓を渡る。解けかけていてやわらかい雪。滑り落ちたらまた登らないといけない・・・
やっと登ってきたのに。絶対滑れない!
ハクサイチンゲ↑ チングルマ↑
ハイマツの下から出たり入ったり!野鳥が遊んでいました。
13:40 乗越浄土まで帰ってきました。すっかりガスに覆われていました。
千畳敷きカールから振り返る。山の方はガスで見えません。
14:15 剣ヶ池です。
帰りのロープウェイには長蛇の列。でもたった40分待ち(笑)
土日、お盆のピーク時は整理券を配布し3~4時間待ちになるとか。
バスの始発5:12に乗り、正午には下りのロープウェイに乗るのがお勧めだそうです。
朝、千畳敷きカールの前に降り立つと、沢山のお花に心奪われてしまいますが
まずは山に登り、下りのロープウェイを待ちながらお花畑の散策がいいですね。
今日も晴天に恵まれて、富士山やエーデルワイスが見れて感激しました。
8月下旬にO夫妻と一緒にまた登る予定です。
木曽駒も憧れの山です。
いつか絶対行きたいな!
日帰りで行けるなんて、羨ましくてたまりません。
こちらから個人で行くとなると1泊は絶対必要です。
前もっていろいろと計画を練らねばならない…(笑)
やっぱりウスユキソウ、私が見たのと一緒ですね!
美しいですね~^^
もう一度見てみたいです。
好きな山でしたと書いたのは最近は全く出掛けなくなったので思い出だけの山になっています
信州は私の第2の故郷なので特に諏訪湖から飯田市辺りは毎年出かけていました・・・・・
安江さんと聞かれるのは仕方ないですね・・・^^
私の知人だけでも3人いますし岐阜の病院で安江病院し言う大きなところの院長さんもそちらの出のようですから・・・・・^^
赤☆、黒☆、白☆、佐☆☆と好きな所が多かったです~^^