氷彫刻
今日も脱線ですが、いつになく都会の真ん中でのエピソードです。
某百貨店の4Fフロアに人だかりができていました。
迷わず「見学」に向かいます。
バックにカメラが入っていて良かった~
アイスナナちゃん。ナナちゃんというのはこの百貨店の看板娘で、
「ナナちゃん人形」という身長約6mの巨大マネキンが通りに立っています。
アイスナナちゃんは大きな氷を2つ重ねて、一人の職人さんによって彫刻されて生まれてきました。
一番最初から立ち会えなかったのが残念です。
設計図もなく、もちろん下絵などなく職人さんの腕一つで氷の塊に息が吹きかけられたようです。
造りながらも氷は溶け始め、まさに時間との戦いです。
本番勝負の作品が出来上がっていく過程にも驚きましたが、
さらに驚く事実が・・・!
この職人さん、なんと30年ぶりに会った故郷の幼なじみのYくんでした!
氷彫刻は趣味でもう20年ほどのキャリアだとか・・・
それから、職人さんではなくアーチストだそうです。
保育園から義務教育を終えるまで、ずっと同じひとクラスで過ごしてきた仲間でした。
「また誰か先生に叱られている・・・」と思って見ると
いつもYくんで、廊下に立たされる常習犯でした。
「あの」Yくんが、多くの人に囲まれて絶賛される作品を作り上げ
数々の賞も頂いてきたそうです。
とても不思議な時間が経過したような感覚になりました。
今週末には、本来の「山歩き」が報告できそうです。