猿投山 ~東海自然歩道を歩く~
猿投山は豊田市の北西部にあり、標高は629m。
大岩展望台からは西及び南方向に開け、眺望をさえぎるものはなく、濃尾平野、遠くに知多半島、伊勢湾、三河湾を望むことができます。
山頂付近からは北部、北東部に開け、白山、恵那山、御嶽山、遥かに中央アルプスも遠望できます。
2013年11月12日(火曜日) 晴れ時々曇り
今回は、「初」猿投山の友人2人も一緒です。
登山コースは前回と同じく、猿投神社から岩屋堂公園まで続く東海自然歩道です。
猿投山は、里山だけあって幾多もの登山ルートがありますが
道迷いの心配と、下山、帰宅の時間も限られているので
安全に山歩きを楽しんで行こうと思います~
9時30分 駐車場到着
駐車場からは林道を歩いて行きます。
トロミル水車の復元
「トロミル水車」は、昔、陶土の原料を粉砕するために使われていました。
「この道、車も通るの?楽勝じゃん!」
「ハイキング、ハイキング~♪」
10時 林道から、御門杉(みかどすぎ)がそびえる山道に入って行きます。
「うへ~階段だっ!」
ここから、急な階段が続きます~
登山道に入ってから20分くらいで、休憩舎があります。
「あっ!休憩?」
「この先に見晴らしがいいトコロがあるから、ここは素通り。もう少し頑張って♪」
10時32分 大岩展望台
遠くはあまりよく見えません~
名古屋方面 よーく見るとキラキラと海面が光っていました・・・
豊田市方面
近くの木々は暖色の絨毯のようです。
春には、山桜の薄桃色で綺麗に彩られるそうです~
飛び乗れそうですね!
登山道で見上げる、鮮やかな紅葉~
10時52分 東の宮鳥居
ここからまた階段を上がります~トイレもあります。
11時14分 鳥居から約25分
東の宮で、安全祈願やあれもこれも・・・
平日の猿投山は、現役引退されたおトーサン方、奥様方がたくさんいらして山歩きを楽しんでみえました~
東の宮の銀杏は、小さくて可愛い葉~
この付近は山頂より標高が高くなっています~
神社脇の階段を下りて行きます。
童話に出てきそうな、秋色に囲まれた登山道はワクワクしますね~
登山道から少し脇道に逸れて、北側の展望が開ける場所に行ってみましょう~
サクサク・・・枯れ葉を踏む音が響きます~
恵那山~
曇ってきて、遠くはあまり見えませんでした・・・
寄り道してゴメンネ!もうすぐゴールです~
11時40分 山頂到着! おつかれさま♪
猿投山はわずか629mの山ですが、山頂の気温は5℃でした。
この日の豊田市が13℃です。夏でも、山頂には北からの涼しい風が吹きます。
三角点に寄り添うように植えられたシュンラン~
皆さんに見守られて、開花の季節が楽しみです~
シュンランは登山道途中でも見かけました。
春先が楽しみですね~
シキミは花も葉も茎も実も、毒性が強いそうですね。
白い花は見るだけにしましょう~
北方向
山頂では、20人程の方が昼食を摂ってみえました。
皆さん常連さんなのか、顔見知りのようでした。
私たちも、昼食を囲んで仲間入り・・・健康自慢や登山話が行き交います~
猿投山から見える山々~
友人達は、小学生の子供さんが帰宅する時間。私は、夕方から出勤。
下山後も、ゆっくり休めません・・・
遠くの山々を眺めながら、いつもとは違うランチタイム~
ゆっくりお話もしていたいのですが、時間に追われるように下山の支度です・・・
13時30分 林道まで戻れました。
すっかり意気投合したお二人・・・(笑)
オジサマは山岳会の方で、ここにはトレーニングに来ているそうです。
大きなリュックに2Lのペットボトルを入れて加重してみえました。
彼女はフルマラソンの挑戦者です~
マムシグサ
猿投神社裏(登山者駐車場)の紅葉~
あと2~3週間後には、もっと鮮やかになるのでしょうね。
テレビの取材もよく来るそうです。
往路2時間 復路1時間
(小学生の帰宅にも、仕事にも間に合って良かったです)
大きな朴の葉や楓、モミの実を拾って、子供さんにお土産ができました。
私も、枯れた朴の葉や色付く楓、どんぐりや松ぼっくりに喜んでもらえて新鮮な気持ちになれました。
日に日に寒くなっていきます。空気の乾燥対策もして、体調管理にお気を付け下さいませ。
深まりゆく秋をお楽しみ下さい。
山で出会った猿を捕まえて放り投げたのか猿が何かを投げてくるのか・・・・・^^
色々な木々たちが紅葉していますね
これくらいの季節が好きです^^
ただ気になったのは14枚目の右の木(松?)の樹皮が剥がれている事です
人がやったのか熊がやったのか・・・・・><
何となく人がやったような気がしますが痛々しく思えました・・・・・
「猿投山」を歩いていると、猿が柿やどんぐりを投げてくるんですよ~
ではなく、天皇が飼っていた猿のいたずらに腹をたてて、山から海に猿を投げ捨てたという逸話に由来します^^
松の樹皮、さすがshizenkazeさんですね
シカが食べたのかと思ったのですが、松なんて硬そうだから違いますよね・・・
山に詳しい方が見てくれたら・・・と思い、載せました