大文字山(東山如意ケ嶽)
この送り火としては東山如意ケ嶽の「大文字」がもっともよく知られ、送り火の代名詞のようにされていますが、そのほかに金閣寺大北山(大文字山)の「左大文字」、松ヶ崎西山(万灯籠山)・東山(大黒天山)の「妙法」、西賀茂船山の「船形」、及び嵯峨曼荼羅山の「鳥居形」があり、これらが、同夜相前後して点火され、これを五山送り火とよんでいます。
最も雄大な「大」の字が点火される山に登ってみました~
住宅地の隙間から垣間見る、大文字山
山の下部がモコモコ黄色く見えるのは、ブナ科の花ですね
登山口は、銀閣寺の裏手にあります。
銀閣寺前の通りは、観光客で賑わっていますが、裏手は静かな通りです~
人力車もひとやすみ~
この突き当りが、八神社の鳥居です。
大文字の登山道へ行くには,鳥居を左に見ながら道なりに右に曲がります。
山から流れている小さな小川に沿って歩いて行きます~
小さな橋を渡ると、登山口。
観光客で賑わう京都の街中とは雰囲気が違います~
まさか、古都、京都で大文字山に登ってみるなんてね・・・(笑)
銀閣寺ルートは整備されたハイキングコースになっていました。
下の方は落葉広葉樹、山の上部は松が多い針葉樹が植えられています~
10分ほど登ると、少し開けたところに出ました。
千人塚
太平洋戦争後期、山中に壕を構築していたところ大きな壺に入った大量の遺骨が発見され、それが祀られたものです。
送り火の薪を運ぶリフトが続いています~
最後は石の階段を登ります。
登山口から約30分で、大の字の真ん中の交差する場所に来ました。
弘法大師堂
大の字の中心からの風景です~
四方山に囲まれて、京都盆地という感じがしますね。
平安京の時代には、ここからどんな風景を見ることができたのでしょう~
右の払い、ノの部分
左の払い方向
GPS機能で歩いた軌跡が記録されるので、旦那さんと『大』の字を歩いて遊んでみました。
払いに沿って歩きます~
下駄の裏のような所が火床です。
火床に沿って、小さな階段があります。踏み外したらそのまま一気に転がりそうです~
楷書で歩いているのに、草書風になってしまいますね・・・
ここ、払いの終点。
上手に戻らないと、ここに○が着いてしまうわ。。。
上を見上げてみましょう~
こんな所まで降りてくる人はいませんね(笑)
『大』に咲いていた小さな小さなお花~
可愛いシベがチョロチョロしている、このお花は何でしょ・・・?
大きさは小豆大です~
小さなスミレ
大きさは大豆大です~
同じ道筋で戻ります・・・
大の字が綺麗に描けるように・・・
次は左の払い~
再び中心
横一列に、火床が並んでいます~
次は大の頂上。一から上にはみ出している所ですよ~
ここ。大のてっぺんです!
鳶が風に乗って悠々と京の空を翔んでいます~
こんな京都もあるのですね・・・
ここは大の頂上ですが、山頂ではありません。
ここからは、あと少しで山頂です~
木の根が張った、緩やかな登り道です。
人に会うこともありませんでした。
大の頂上からは、約10分で大文字山頂です。
山頂からの風景~
大の字より、やや南寄りに眺望が開けています。
風景を楽しむなら、『大』のほうが楽しめます・・・
この日は、午後からの短い時間で京都東山銀閣寺、そして大文字山に寄りました。
時間も迫るので、早々に下山です。鹿ヶ谷に沿った道で、哲学の道に下ります~
『大』の字の軌跡は、後半で・・・
京都で山登りして『大』の文字で遊びましたね~
こんな遊び子頃は『大事(大字)』ですね~♪
でも悪戯心で『大』を『犬』や『太』や『天』にしたらダメですよ~
小さな花は何でしょうね?
葉が厚く感じられますね・・・・・
何となく葉を見たような気がしますが名前は出てこないです・・・><
危うく、大でなく、太になるところでした、、、
大文字山だけでなく、妙、法の文字や舟が描かれた山も歩いてみたいです(^^)
でも、妙、法は一筆書きではむつかしいですね(笑)