伊吹北尾根 ~②大禿山・御座峰
10時30分 国見岳をあとに、南に下ります。
堂々たる伊吹山を仰ぎながら、今日は御座峰まで・・・
スカイラインがなんとなく痛々しく見えてしまいます~
掘削されている部分もあり、更に痛々しい感じでした・・・
大禿山(おおはげやま)・・・ 丸い山容からそう呼ばれるのか・・・不明です・・・
県境の稜線は、岐阜県側が急斜面です。滋賀県側の林の中に入ったり、岐阜県側の稜線に戻ったりしながら進んで行きます。
こどものヒキガエル??
ここは餌が豊富だね~
10時56分 大禿山 1083m
国見岳からは約25分でした~
南北に長い山頂は、北東に眺望が開けています。
三角点は見当たりません。
このストックは、誕生日に買ってもらいました☆彡
焼印が押せるような天然木の杖を作って欲しかったのですけどね(笑)
ここからの眺望も、国見岳から見えた方角とほぼ同じです~
ゴツゴツした白い石灰岩が緑の中で映えて見えます~
国見岳を振り返って~
ここで休憩していた女性二人組は、朝、駐車場で見かけた方でした。
「(お連れの)男性陣二人が御座峰まで行って、『途中の稜線から手を振っていると』携帯に連絡があったけど、目を凝らしても見えないから写真で撮してほしい」と頼まれました。
稜線から手を振っている男性の姿を発見!
仲良しグループで楽しそうでした~♪
大禿山から、南に下って御座峰に向かいます~
御座峰で昼食休憩の予定です・・・
茂った樹木の間から、ウグイスの鳴き声が響いていました~♪
いたいた!
登山口からずっと、野鳥の声が響いていました。
毛虫が沢山いて、野鳥たちにはご馳走の宝庫です~
11時40分 どうやら御座峰頂上 1070m
大禿山からは約30分でした~
樹木に覆われて四方眺望はなく、登山道が踏み固められ少しだけ広くなっていました。
そこでは、20名程の団体さんが休憩中でした・・・
大賑わいの山頂です~
このまま大禿山まで引き返して昼食にすることにしました・・・
どうにか三角点だけ確認して、本日はここで折り返しです。
御座峰から大禿山、国見岳に戻り、往路をたどって登山口まで下山します。
その昔。伊吹山一帯は、深い谷が続き、人が容易に立ち入ることが出来ない秘境でした。
そのため、その山麓に位置する春日地区には全国的にも珍しい文化が残っているそうです。
その一つが「薬草文化」です~
ここから見える春日地区、私は日照時間が気になります・・・
今度は国見岳を見ながら、帰って行きます・・・
振り返ると大禿山御座峰・・・
今日の3つのピークでは、大禿山が一番展望がよかったヽ(;▽;)ノ
コゲラ
キツツキちゃんです♪
鳥の巣・・・ヒナ、いるのかな~
気がつくと、毛虫が付いているんです・・・
帽子、ザックにも・・・
こうしていたら、鳥が寄ってこないかしら・・・?
長い手袋が必要でした×××
14時45分 国見岳から約1時間
登山口に帰ってきました~
急勾配の下りはきつかった・・・
林道を下りたほうが正解でしょうねー
谷から引いてある水
気持ちいいーーー!
手が痛くなるほど冷たかったので、思わず飲んでしまいました~
朝、県道32号沿いで印象的な名前の『かすがモリモリ村リフレッシュ館』の横を通りました。
下山後は、『かすがモリモリ村リフレッシュ館』内の「薬草の湯」で疲れを癒しました~
「薬草の湯」には巾着いっぱいの薬草が浸かっていて、本物の香りがします。お湯の色は麦茶のようです~
伊吹山麓一帯は薬草の宝庫で、春日地区では薬草を利用した生活文化が残っています。
『かすがモリモリ村リフレッシュ館』には、デイケアセンターや診療所まであり、地域の施設が集結しているようでした。
揖斐川町春日地区(旧春日村)。私の故郷にも、どことなく似たような雰囲気がしました~
入口で地元の材料で作った「おやき」が並んでいたので、買ってみました。
これも薬草かしら・・・
「沢あざみ」「春日菜」「山椒と春日豆」
「沢あざみ」は、初めての味で、蕗を茹でたような香りで毛虫になったような気分でした・・・
春日菜や春日豆はどうだったかな・・・?(笑)
次は、登山道で出会ったお花たちです~✿✿✿
活動時間 6時間54分(駐車場スタートから駐車場に戻るまで)
活動距離 8876m
高低差 717m
*そうそう!
薬草風呂で確認しましたが、幸い毛虫、ダニ、ヤマビルの餌食にはなっていませんでした(^O^)