国見岳(鈴鹿山脈) 1175,2m
朝5時、ヒロリンと一緒に自宅を出発しました。
四日市ICから20分ほどで国道477号線沿いの登山口付近の駐車場に到着し、
おにぎりを食べて6時45分ころから「裏道登山道」からの出発です。
国見岳は御在所岳とあわせて登る人が多いようですが、
下山後の温泉も楽しみなので今回は国見岳だけの予定です。
「裏道」は渓谷に沿って進んでいきます。
谷は2008年の集中豪雨で大崩壊し、大きな岩で埋め尽くされていました。
自然災害の脅威を知らされます。
50分ほど進んでいくと「藤内小屋」という登山客の憩いの小屋に着きます。
御在所岳と国見岳の分岐点で国見岳方面に向かいます。
小屋から尾根づたいに、2時間ほど歩くと、「天狗岩」(奥)「ゆるぎ岩」という
巨大な岩を仰ぎ見ます。
はりきって「天狗岩」によじ登って景色を堪能した後、降りれなくなり
困っていたら、「ゆるぎ岩」の頂にいたベテラン風の登山者に大声で
ご指導いただき、無事降りることができました。
命の恩人です!
「ゆるぎ岩」からの眺めには感激しました!
花崗岩が積まれたような「石門」
その後1時間弱で山頂です。
山頂には三角点はありません。木陰で休憩し、辺りを散策。
眺望は良く、奇怪な岩峰が点在する国見尾根、伊勢の平野と海、隣の御在所岳、
釈迦ガ岳から藤原岳へ連なる山並みを満喫できます。
タテヤマリンドウが沢山咲いていました。
直径1cmほどの可憐な花です。
他にも、イワウチワ、見ごろを終えたアカヤシオ、枝に1輪残ったシロヤシオ、シャクナゲなど
が咲いていました。
下山は往路と同じ道にしましたが下るにはハードで、波平さん風のおじさんと一緒に
道に迷ってしまい、なんとか「藤内小屋」まで帰ることができました。
谷の水で冷やしたラムネ(200円)がおいしかった!
次回は下山は国見峠経由で、なだらかに降りようと思います。
下山13時半頃。湯ノ山温泉の「グリーンホテル」は
広い中庭(まるで公園)に露天風呂が2つあり、かなり開放的でお気に入りです!!
往路3時間半 帰路2時間