屏風山(びょうぶざん)のつづきと稲荷温泉~
山頂に人影はなく、15分程度景色を見ながら休憩し、湿地を経由して下山します。
三角点と、屏風山山系の略図があります~
13時 下山開始~湿地の分岐点まで、約20分下ります。
山頂から約25分下ると、広場に出ます。
湿地への案内も明瞭です~
13時35分 黒の田東湿地に到着~
山頂からは約35分でした。
ヘビノボラズの看板・・・
4月に可愛い黄色の花を咲かせ、秋には赤い実を付けるようです~
名前の由来は、茎に鋭いトゲがあるからだそうですが遠くからではわかりませんでした。
絶滅危惧種と書かれています~
湿地の様子をもう少し見たい方は → 『黒の田東湿地』
湿地では1時間弱、散策していましたが私たち以外に訪れる人はありませんでした。
登山道でも4人とすれ違っただけです~
14時25分 湿地出発
ここからは、黙々と登山口に下山して行きます。
湿気があり樹木に覆われている登山道には、沢山のキノコが生えていました。
サワガニ・・・前日の雨につられて出てきたみたいですが、谷まで帰れる??
蛇は日向ぼっこです~
「百曲り登山道」はグネグネ道です~
カーブは68回くらいグネグネしています。
15時17分 湿地からは1時間足らずで林道に駐車した車に到着~
最寄りの温泉を調べたところ、稲荷温泉が近くにあるようです。
瑞浪市稲津町小里 稲荷温泉 『不老荘』
稲津中学正門前の、狭い道路を少し下って行くと稲荷神社があります。
稲荷神社に並んで稲荷温泉の案内がありました~
えっ!ここ??
思わず立ち止まってしまう雰囲気~
水木しげる氏の世界を想像してしまいます・・・
少し躊躇しましたが、勇気を出して引き戸の中に・・・
「こっ、こんにちわ~」
ひとけのない受付に向かってもう一度声をかけます・・・
「一人500円です・・・廊下を真っ直ぐ行って突き当りの階段を降りて、男の人は右、女の人は左。
男湯は今二人入っているけど、女湯は誰も入っとらんもんで今沸かしょーるで。
熱かったらうめてもらえるかね・・・」
きしむ廊下の両側には広間があって、別料金で休憩できるそうです。
個性的な襖絵に少し緊張・・・「占い」の看板まで・・・
突き当りの階段を降ります・・・雑然とした雰囲気がちょっと楽しくなってきました。
こんな温泉は初めて~
女湯脱衣所~骨董品のような木の箪笥には鍵も付けてありますが・・・
使える鍵は2箇所だけ・・・しかも南京錠!!
ちなみに男湯の鍵は南京錠でなく、和食屋などの下駄箱に使われるような木の板を差し込むタイプだそうです~
ドライヤーが二つ。「洗面台に落ちた髪の毛は自分で掃除してください」と張り紙が・・・
この壁の向こうは男湯で、話し声が普通に聴こえます。
壁にはベニア板の扉があって、施錠してありませんでした・・・
床に敷いてある、色々な寄せ集めマットが・・・大丈夫かな・・・
休憩スペース・・・
では、浴槽初公開~
洗い場は3つ。リンスインシャンプーとボディーシャンプーが置いてありました。
(私は自分のを使いましたが・・・)
大きなガラス窓の外には目隠し用の木製の塀がありましたが、道路も見えました。
脇の方には、薪用の廃材が高く積まれていました。
お湯は無色透明、無臭。少し気になっていた浴槽は、ヌルヌルしてませんでした・・・
気功のお風呂はよく解りませんが、貸切状態で気持ち良かったです。
稲荷温泉の成分及び禁忌症適応証
源泉名 神明泉 泉質 放射能泉
温泉の成分なども書かれています。
分析年月日 昭和30年1月20日 岐阜県衛生研究所技師****
禁忌及び適応症の決定年月日 昭和31年6月10日 岐阜県衛生部長 医師****
そろそろ、更新時期かもしれませんね・・・
お風呂上がりで、駐車場まで続く神社の木陰は真夏といえども涼しい風が吹いて
ヒグラシの蝉時雨が響く、爽やかなひと時でした~
なかなか風流と言うか・・・・・
妖怪『あかなめ』でも居そうな雰囲気ですね~(笑)
『黒の田湿地』の立て札を見て『湿地と書いてシメジとも読むな~』なんい思った矢先にキノコ達の写真があったので笑いました^^
この中の1/3は食べられそうですね~^^
でも知っていても私は採って来て食べないですが・・・・・><
ヘビノボラズってトリトマラズの事だったのですね?
メギ科の植物には棘のあるものが多いですね・・・・・^^
温泉というと設備の整った衛生的な、今風のところばかりでしたが
ここは別世界でした
女湯が貸切状態で入れたのも納得です(笑)
写真のキノコ、食べれるのですか?!!
うわーーー!
私はキノコと貝は、よくわからないものは敬遠します~