引佐姫街道~引佐峠
尉ガ峰を東側の佐久米道方面から下山し、作業道を抜けて姫街道に合流しました。
姫街道(ひめかいどう)は、東海道見附宿(静岡県磐田市)と御油宿(愛知県豊川市)を結ぶ東海道の脇街道で、約60.4kmです。
14時10分 姫街道に合流
江戸時代、東海道の新居関所は、女性に対して特に取り調べが厳しいことで有名でした。
徳川家康は、江戸への武器流入や諸大名に対する「人質」として江戸に住まわせた大名の妻たちの脱走を防ぐ為に新居関所を設置したと言われています。
また、江戸へ向かう「入り女」に対しても厳しい取り調べが行われていました。
当時は男装して関所を抜けようと考える女性も多かったらしく、関所には「女改め」と呼ばれる性別調べを専門に行う女性も常駐していました。
旅人には海岸沿いの東海道を通る方が歩くのに容易で、また安全でしたが
関所の執拗な取り調べを嫌った女性たちが、同所を避けて浜名湖の北側の陸路を通ることになったのが、東海道の脇往還としての「姫街道」の発祥と一般的には言われています。
(因みに、箱根関所は「美少年改め」が特に厳しく、改め役女の楽しみだったそうです~♪)
いつの世も男女の中は、愛しきものですね~~~
ここから引佐峠まで、約40分岩根地区の姫街道を歩きます~
浜名湖を眺めながらのハイキングをご一緒に~♪
蜜柑畑の中の石畳~
蜜柑はもう終わりで、作業されている方は近くではお見かけしませんでした。
畑には有刺鉄線が張られていました・・・
薬師堂
薬師堂の隣には常夜灯が残されています。
本尊薬師如来の台座の裏から、1835年に再建されたことがわかりました。
住宅地の中に続く姫街道~
標識があるので迷いません・・・
案内に従って、また蜜柑畑に入りまーす。
美味しそうですね~~~!
石畳は竹やぶに続きます~
夏は涼しそうです。
当時は石畳だったか解りませんが、姫様のお草履では歩きにくそうです・・・
登山靴でも疲れました・・・
「じい!籠を!」
姫岩
少し埋もれた姫岩。
ここで休まれたのでしょうね。
石畳が終わって作業道に出ます~
レモン畑
レモンを見ると、スライスして蜂蜜やお砂糖に漬けて、部活動に持っていった学生時代を思い出します~
毎日が一生懸命だったような・・・
レモンって、こうして見るとニキビ年齢のお肌みたいですね。
私はニキビ体質ではなかったので、殆んど出来ませんでした。
要らない情報でしたね・・・!
浜名湖が時折見えて気持ちがいいです~
14時51分 引佐峠に到着!
朝の出発地点です~
引佐峠→尉ガ峰山頂→風越峠→風越峠(細江登山口)→ 尉ガ峰山頂→姫街道→引佐峠
小春日和の6時間歩きとなりました。
1月ももう半ばとなりました。
センター試験の今日は、平野部での降雪はありませんでしたが、毎年積雪で日本海側や山間部では大変な思いをされますね。
浜名湖で見かけたみずみずしいレモンのようなお年頃の受験生、明るい未来が開けることをお祈りいたします~
クリスマスローズの花芽は膨らんできました。
新しいスタート地点に立つ頃には、お花に囲まれた記念撮影ができるようにチューリップの球根などたくさん植えています。
少しだけ土が盛り上がって、もうすぐ芽を出しそうです。
花満開の春が迎えられますように~
道路際にある薬師堂も素敵です・・・・・
でも蜜柑畑の有刺鉄線は景観を損ねますが仕方の無い事なんでしょうね・・・><
レモンは青春のニキビ顔ですか^^
私も出来難い体質のようでした~♪
それにニキビよりビキニの方がいいなぁ~(笑)
生活圏内に薬師堂のような歴史を感じる建物があると、なんだかホッとするようですね
地元の方は慣れた光景なのでしょうね・・・
有刺鉄線を見ると、足元に落ちている蜜柑も拾えません・・・
ニキビは10代、ビキニは20代までですね